◆「左手薬指の指輪はゴミ」発言の意図は

 部屋が険悪な空気になる中、残された椿と夜々(今田美桜)に向かって紅葉は「『気にすることじゃない』ってわかってるんですけど、気にしないとか無理で」「本当に悪意じゃないと思うから、本心だろうし。本当に価値観の違いでしかないと思うから」とこぼす。

 すると椿は「左手の薬指に指輪してる人見ると『あぁ、指にゴミつけてるな』って思います」と告白。彼は一方的に婚約破棄されて婚約指輪を処分した経験から「左手薬指の指輪=ゴミ」という価値観を抱くようになったという。

 続けて、夜々は「(美容院の会員カードを)家に置いてきちゃったことをすごい後悔する人とかもいるのに、ゴミになるかどうかなんて人それぞれ」と口にする。2人は「指輪なんてただの金属」「会員カードなんてただの厚紙」と他人の価値観を否定する必要はないが、無理に受け入れる必要もないとフォロー。

 また、部屋に戻ってきたゆくえはコンビニに行ってきたらしく、「近くのコンビニの店員さん、左手の薬指に指輪してて『椿さんからしたら、それもゴミですけどね』って思った」と椿の発言とシンクロするような体験をしたことを話して、紅葉、椿、夜々は思わず吹き出してしまった。