茨城県西部の町・下妻市にある「ビアスパークしもつま」では、地下1,500メートルから湧き出る天然温泉や地ビールを楽しむことができます。日帰り入浴はもちろんのこと、宿泊してもスマートな滞在を堪能できます。この記事では、施設の概要、現地の様子、絶品洋食グルメ、地ビールの種類についてご紹介しています。
ビアスパークしもつまとは
茨城県西部に位置する下妻市内の施設で、鬼怒川と小貝川に囲まれた地域にあります。下妻市までは東京駅から車で約2時間弱にてアクセス可能です。
茨城県の地ビールとして広く認知されている「しもつまビール」発祥の地でもあり、現地のレストランで飲み比べが可能なほか、お土産としても購入できます。2020年現在は3種類のテイストを味わうことができます。
施設内には、日帰り入浴も可能な「しもつま温泉」があり人気です。地下1,500メートルから湧き出す天然温泉は気持ち良く、露天風呂は自然林に囲まれて非日常的な時間を過ごすことができます。
施設は1階建てでそこまで広くはありませんが、温泉、宿泊棟、レストラン、公園などがコンパクトにまとまっています。入口は2か所で、表門と裏門があります。
駐車場は広く設けられており、車中泊場もあります。車中泊場を利用する際には、施設内フロントでのチェックイン(13~21時)が必要です。なお、車外での焚き火、BBQ、コンロ利用等、火気の使用はできません。
それではさっそく以下より、ビアスパークしもつまの詳細についてご紹介していきます。
日帰り利用できる施設・サービス
ロビー・廊下
施設に入ると広々としたロビーがあります。温泉、レストラン、客室、BBQ場などの中心に位置しています。
客室に向かう途中の廊下は光が優しく差し込む窓が多数あり、明るいです。廊下の真横には自然林が広がっていて、緑を楽しめます。
ロビー直売所
ロビーには小さな直売所があり、地元野菜、加工食品、地ビール(しもつまビール)などを購入することができます。
また、下妻食と農を考える女性の会が届けるブランド「ウィマム」の製品を数多く取り扱っており、ドレッシング、ジャムなど瓶詰め商品が多数あります。
しもつま温泉
ロビー直売所の脇には、しもつま温泉への入口があります。宿泊者が入浴できるのはもちろん、日帰り入浴も可能です。地下1,500メートルから、毎分120リットルが湧出しており、慢性消化器症、慢性婦人病、疲労回復などに効果があります。
清潔感のある温泉で、大浴場、寝転びの湯、つぼ湯、打たせ湯、露天風呂などたくさんの種類があり、長時間入っていても飽きません。特に露天風呂は自然林に囲まれて、清々しい空気の中で入浴ができます。
【しもつま温泉・基礎情報】
●営業時間:10~22時
●休館日:第2火曜(祝日・繁忙期は別)
●中学生以上:700円(20時以降600円)
●小学生:400円(20時以降300円)
●幼児:無料
●休憩室:100畳のスペースあり
●食事コーナー:あり
公園・BBQ場
ロビーから外へ出る扉を開けると、屋外施設の公園、BBQ場があります。公園は円形の芝生スペースで、子供たちが遊べる遊具やベンチが設置されています。
公園の近くにある野外BBQ場は、事前予約にて設備の利用が可能です。釜戸使用料は3時間2,500円(延長1時間1,000円)で、野菜やお肉などの材料セットも予約すれば準備してもらえます。
レストラン
ビアスパークしもつまは、レストラン目的のみでの利用も可能です。宿泊者用の食事とは別に、レストラン訪問者用のメニューが準備されていますので、内容は以下のメニュー表を参考にしてみて下さい。
また、以下で紹介する「しもつまビール」を味わうこともでき、レストランで注文すると、しもつまビールオリジナルのグラスを用意してくれます。
その他全国のクラフトビールも取扱っていますので、リストの中からお気に入りを見つけて注文してもOKです。