ただ、ファンの中には「待たされすぎた」と感じている人もいるようで、今回の二宮の発言があっても、嵐の復活に懐疑的な意見が少なくない。「25周年で再始動がなかったらファンクラブをやめようと思っている」という声もある。
嵐のファンクラブは会員数が300万人超といわれ、年会費は4000円で、単純計算すると年間120億円規模の収入を生み出している。これは事務所にとって非常に大きな収入源だ。しかし、グループ活動再開のメドが立たないことから退会者が増加していくと推測されており、その大きな分岐点となりそうなのが「デビュー25周年」となる今年だ。
25周年を迎える今年のうちにコンサートなどができなければ「もう復活はないだろう」と考えるファンが続出し、ファンクラブ退会者が激増するのではと懸念されている。そうした状況から、二宮の一連の発言に対して「復活を匂わせてファンクラブ会員を引き留めようとしているのでは」と、うがった見方をしているファンもいるようだ。
二宮の発言はデビュー25周年を機に嵐が復活する前触れなのか、それとも具体的な動きにはつながらないのか。いずれにしても、嵐ファンにとって2024年は大きな意味を持つ年になりそうだ。