◆最新話で見せた“決意”、ひと味違う千姫

しかし12月10日に放送された第47話では、ひと味違う千姫を見せてくれました。

大阪冬の陣での、家康による砲撃に心を痛める千姫。砲撃による天井の崩落から自身を守ってくれたのは、夫・秀頼の母であり自身の伯母でもある茶々(北川景子)でした。秀頼と茶々に心を寄せた千姫は、板挟みになっていた自身の葛藤を乗り越えたのでした。

絵を描くのが好きな孫へと、家康から預かった贈り物「ぺんすう(鉛筆)」を届けにきた母・江(マイコ)に対し、「千は、豊臣の妻にございます」と、受け取りを拒みます。そして秀頼の決意を前に、まっすぐな眼差しで「徳川を倒しましょう」と言葉に。そこには、一切の迷いなく意を決した美しい姫の姿がありました。

原の演じる千姫が、乱世の終焉をどのように迎えるのか。目が離せません。