本を減らせたポイントを紹介
小学校の時から「趣味」といえば読書。
中学生になった頃からは古本屋さんでコツコツと文庫本や漫画本を買い集めて、家には常に300冊以上の蔵書がありました。
大人になって1人暮らしを始めてからも本は捨てられず、ずっと大きな本棚と暮らしていた本好きオタクだったのですが、転勤族になり本を減らさなくてはいけなくなりました。
とはいえ本好きにとって本の断捨離は苦渋の選択。
現在では仕事関係の蔵書を抜けば20冊ほどまで本を減らすことができたのですが、そこに至るまでは紆余曲折がありました。
今回はそんな私が本を大きく減らすことができたポイントを6つご紹介いたします。
①「読みたくなったらまた買う」と割り切る
本、と一口に言っても文学から芸能、漫画、ビジネス本、雑誌など色々なジャンルがありますよね。
私がまず着手したのは小説や漫画などストーリーがある本でした。
というのも自分の行動パターンを見返してみるとストーリーが頭に入っている小説は読み返す率が低く、お気に入りの数冊以外は何度も読み返すことがないというのがわかってきたからです。
お金がない学生時代は一冊の本を何度も読んだりしていたのですが、大人になって時間が貴重になった今は「一度読んだ小説を読み返すくらいならば新しいストーリーが読みたい」と気がついたので小説は潔く手放すことに。
現在はネットでも古本が見つけられる時代。
読みたくなったら数百円出せばすぐにまた購入することもできます。
気軽に読み返すことができる漫画に関しては何度も読んでいた作品も多かったのですが、絶対に手元に残したい本以外は思い切って手放しました。
②実用書は書き込みをして捨てやすくする
ビジネス書や実用書は読み終わった後に手放しやすくするためにどんどん書き込みをして「使い倒して」いくことにしました。
気になる箇所には線を引いたり、一言メモをしたり。
そうやって教科書のようにして読むと読了後の充実感もありますし、書き込んだ本は「どこかに売る」などの選択肢がなくなり捨てやすくなります。
以前は本自体を汚さないよう付箋を使って書き込みをしたりしていましたが「知識を頭に入れるための本は使い込んで汚す」と切り替えたことで本の買い替えサイクルが上がり、読書量も増えました。
③積読しない
手元の本の数を一定数で保つためには未読の本を減らすことも大切でした。
本屋に行って新しい本を買うのは手元に未読の本がなくなってから。
そのルールを守るようにしてからは本棚から本が溢れにくくなりました。