◆ものと向き合う、人生と向き合う

「捨て活」とは「“何を捨て、何を残すか”ということに重きをおいている」活動のこと。震度6超の地震がひとり暮らしのワンルームを激変させた時、「ものは凶器にもなる」と熊本在住のapartment301さんは痛感しました。

否応(いやおう)なく、ものを捨てなくてはならない状況下で、人生で必要なものはさほど多くない、という事実に気づくのです。

「大事にとってあるもののほとんどは、今、使っていないものばかりでした」この一言に、冷水を浴びたような気持になるのは、私だけではないでしょう。

ものを買ったのは「今」ではなく「過去」の自分。アップデートした自分に本当に必要なものかどうか、本書にならって選択してみませんか。