◆質問をきっかけに、違う方向へヒートアップ!

 静まり返る披露宴の親族の控室。凍り付く場の空気を読んで、そろり、そろりといなくなる親戚たち。

 すると、一人の伯母がせきを切ったように一気にしゃべりはじめました。

夫婦 
「『……ごめん、〇〇ちゃん。結婚して良かったと思うところ、今はあまり思い出せないわ』と、言われたかとおもったら、今度は別の叔母さんが、

『もうホントうちの人なにもやらなくて、今日の身支度からペットホテルの手配、子どもたちを迎えに行って、ここまで2時間半の運転も全部わたし』

『お互い働いてるのに、家事は全部女がやるものって思っているからね。たいした稼ぎもないくせに! むしろ私の方が稼いでるくらいなのに』と」

 違う方向にヒートアップする伯母さんたち。披露宴中も、親族席でお酒を片手に女性陣だけで大盛り上がりし、男性陣は居心地悪そうにせまい喫煙室にぎゅうぎゅうに固まっていたとか。