引退後、丸山容疑者はマルチ商法の会社を設立。YouTubeには丸山容疑者自身が社長を務めるマルチ商法の会社について、メリットを熱く語る動画が投稿されている。

「逮捕容疑となった被害者の女性は4億円を預け、さらに一部報道によると被害者の中には聴覚障害者の女性もいたという。被害者の大半は、巧みな話術を持つ丸山容疑者にすっかりだまされてしまったようだが、件の女性はLINEや筆談でやり取りをしたという。おそらく皆、根本的に『元五輪選手が悪いことをするはずがない』とすっかり信用してしまったというが、被害者の数と被害総額が気になるところ」(全国紙社会部記者)

 丸山容疑者は現役引退後、2人の息子に五輪出場の夢を託し、柔道の英才教育をほどこしたことが知られていた。彼の次男は2020年12月に翌年の東京五輪代表の座をかけて、同五輪で金メダルを獲得した阿部一二三と代表決定戦を行った丸山城志郎だった。

「親子関係はかなり“微妙”だと聞いている。城志郎が結果を出せなかった時期に、丸山容疑者は『オマエの柔道にはもはや志がない!』と激怒していたことも。その影響もあってか、名前を書く時に『城士郎』と書かせていたのは有名な話で、一時期、絶縁状態だったという。最近は、2人の関係も修復されていたようだが、2人の息子は父の逮捕にショックを受けているはず」(スポーツ紙記者)