初の劇場版では、ミステリアスな大門の誕生の秘密が明かされるといい、内田有紀、田中圭、今田美桜、勝村政信、鈴木浩介、遠藤憲一、岸部一徳らおなじみのキャストが集結。製作スタッフも脚本の中園ミホ氏、監督のテレビ朝日・田村直己氏が連ドラ版から続投する。また、8月に映画化を記念したイベント「ドクターXファン感謝祭」を都内で開催するという。
これに対して、ネット上のファンからは「ひさしぶりに大門先生が帰ってくる! しかも映画!」「もともと映画向きのキャストだったから楽しみ!」「気になる大門先生の過去が描かれるみたいだし、絶対に観ます!」などと歓喜のコメントが相次いだ。
その一方で心配の声も多い。今月14日、米倉はNHK総合『あさイチ』に出演し、2019年に「低髄液圧症候群」を発症してからの闘病生活について告白。「まっすぐ歩けない、だるさ、立ち上がれない。止まってるエスカレーターを歩いている感覚がずっと続く感じ。車のライトとかも全部つながって見えて、自分がどこにいるか分からなくなる」といった深刻な症状に悩まされていたというが、昨年に「とても素晴らしい先生」と出会い、手術を経て今年5月くらいから体調が上向いてきたという。
この告白があったことで、ネット上では「無理して映画を撮影したのでは」との憶測が広まった。また、病気の発症以前から「米倉は大門未知子のイメージが強くなりすぎることを懸念し、続編制作に乗り気でなく、映画化のオファーも断っている」とたびたび報じられていたため、ファンからは「独立して個人事務所のスタッフを養う必要があるので、映画のオファーを仕方なく受けたのでは」と推測する声も上がっている。
そんな中、19日付の「デイリー新潮」(新潮社)は「今回の劇場版をもってシリーズは最後となるはず」と報道。興行収入20億円を目標とする今作で局に“恩返し”をし、シリーズのフィナーレとする可能性が高いという。