ふとした時によみがえる、過去の嫌な記憶たち。頭の中で永遠にループしてしまいそうなとき、どうすれば気持ちを切り替えることができるのでしょうか?

fumumu取材班が、未来を向くために意識したいことを聞いてきました。

①過去だと自覚する

「私は、『過去は変えられない!』と割り切ることで、気持ちが楽になりました。嫌な記憶を思い出しては気持ちが沈んでいたときは、どうにか頭の中で過去をいい方向に変えようと、いろいろと考えていたんですよね。

こう言えばよかったかも…とか、あんなことしなければよかったかも…とか。なにを考えても過去は変えられないのに、頭の中だけでも、解決しようとしていたんです。

どんなにいいアイデアが浮かんでも、もう過ぎてしまったことなんですよね。『いくら考えても仕方ない! あれは失敗った、それでもう終わり!』と決めてしまったことで、嫌な記憶のループもストップしました」(20代・女性)

②嫌な気持ちと向き合う

「嫌なことがあったときに、無理に明るく振舞ったときのほうが、記憶に定着してしまうような気がします。

嫌な気持ちを表に出せなかったことで、すごく後悔してしまうんです。でも、ベストなタイミングでモヤモヤを出せなかったとしても、遅くはないと思うんです。

過去の話として誰かに聞いてもらったり、あれは嫌だったなと自分の気持ちを認めてあげるだけでも、気持ちが切り替わりますよ。嫌な気持ちと向き合うことで、モヤモヤが消化できるんだと思います」(20代・女性)