31位:しまなみ海道(広島・愛媛)
広島県尾道市から愛媛県今治市までの瀬戸内海に浮かぶ芸予諸島の島々を、全長約60kmの橋で結んだ道路。道路の正式名称は西瀬戸自動車道といいますが、瀬戸内しまなみ海道の愛称で多くの人々に親しまれています。
広島県の尾道市から、因島(いんのしま)、生口島(いくちじま)、大三島、伯方島(はかたじま)、大島と連なり、愛媛県の今治市へと続きます。生口島にある“未来心の丘”がSNSで話題の「耕三寺博物館」や、大三島にあるパワースポット「大山祇神社(おおやまずみじんじゃ)」など、観光スポットも豊富です。
また、広島・愛媛両県により、自転車用道路の整備が進められてきました。レンタサイクルターミナルや、自転車&歩行者専用レーン、推薦ルートの道標の青いラインが道路に引いてあるなど、サポートが充実しています。美しい瀬戸内海の絶景を眺めながらサイクリングを楽しめることもあり、しまなみ海道はサイクリストの聖地とも呼ばれています。
32位:明月院(神奈川)
多くのあじさいスポットが存在する鎌倉において、「あじさい寺」といえば明月院です。通称”明月院ブルー”とよばれる、綺麗な青色をしたアジサイが2,500株も咲き誇る姿は幻想的。この時期は大変多くの観光客でにぎわいます。
また本堂にある円窓(悟りの窓)も見どころ。この円窓から見える奥庭園が、まるで絵画のように美しいと評判です。この奥庭園はハナショウブと紅葉の時期に特別公開されます。
32位:白米千枚田(石川)
日本海に面して小さな田んぼが重なりながらつづく白米千枚田の絶景は、国の名勝として指定されており、また世界農業遺産に認定された「能登の里山里海」を代表する棚田です。
一面あたり約20平方メートルの小さな水田が1004枚。毎年4月末頃から水がひかれ、5月のはじめに田植えをします。そして夏には青々とした緑の棚田が、秋の収穫期には黄金色の稲穂、冬には雪で一面真っ白な棚田と、四季折々に違った表情で楽しませてくれます。