15位:五色沼(福島)
福島県を代表する名峰・磐梯山のふもとに広がる「五色沼」。毘沙門沼、みどろ沼、弁天沼、瑠璃沼、青沼など大小30余りの沼の総称で、それぞれの沼が、見るたびにエメラルドグリーン、コバルトブルーなど様々な色合いに変わっていくことで知られます。最も大きい沼が「毘沙門」で、展望台からは沼越しの磐梯山が望めます。
それぞれの沼の間は「五色沼自然探勝路」という散策路が整備され、約3.6km・片道約80分ほどで沼めぐりが楽しめます。
16位:宍道湖(島根)
シジミの漁獲量日本一で知られる宍道湖は、周囲45kmと国内で7番目の大きさを有する湖。夕日の絶景スポットとして有名で、”日本の夕日百選”にも選ばれています。
とくに湖の東側からの夕日が美しく、全面ガラス張りとなっている「島根県立美術館」のロビーからはゆっくりと鑑賞できます。そのほか遊覧船に乗って水面から眺める夕日も格別です。
17位:那智の滝(和歌山)
栃木県の「華厳の滝」、茨城県の「袋田の滝」とならぶ日本三名瀑のひとつ。滝の落ち口の岩盤には3つの切れ目があり、三筋になって落ち始めることから「三筋の滝」とも呼ばれています。
落差133m、滝壺の深さは10mと、一段の滝としては落差日本一の滝。流れ出る水の量はなんと毎秒1トン程度にも及ぶといわれ、まさに圧倒的なスケールを誇ります。
17位:大観峰(熊本)
阿蘇北外輪山の最高峰で標高は936m。熊本随一の景勝地で、阿蘇五岳を見渡すことのできる場所です。世界最大のカルデラ(火山活動によってできた大きな窪地)と、カルデラ地形に広がる広大な阿蘇の草原を全身に感じられます。
以前は遠見ヶ鼻と呼ばれていましたが、この地を訪れたジャーナリストの徳富蘇峰が、雄大な眺めに感動し「大観峰」と名付けたのだそう。また大観峰から眺める「阿蘇五岳」が、まるで涅槃像(ねはんぞう)の姿のようだと言われています。
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