ケーブルカーやリフトを使って、小さなお子さんからお年寄りまで幅広い年代の方が楽しめる「高尾山」!山頂を目指すコースはいくつもありますが、今回は麓から頂上までのコースのなかで1番ハードといわれている「稲荷山コース」についてご紹介します。ちょっとキツイところもありますが、その分、達成感も十分♪コースの詳細やポイントなど、さっそく詳しくご紹介していきます!
ハードな高尾山登山が楽しめる「稲荷山コース」とは?
高尾山には、「高尾山自然研究路」と呼ばれる登山コースがあります。
1号路から6号路に加え、様々なコースがあり、ケーブルカーやリフトを利用して手軽に山頂まで行くこともできます。小さなお子さんからお年寄りまで、体力や体調に合わせたコースを選択できるのが魅力です。
そんな数あるルートのなかで、麓から山頂までのコースで1番ハードといわれているのが 「稲荷山コース」 です!
ケーブルカーもリフトも使わず、高尾山の南側に位置する尾根を自力で登っていきます。
他のコースと比べると少し大変かもしれませんが、より身近に自然を感じられる道のりが続いているので、登山好きな方や自然好きな方にはオススメです!
稲荷山コースの概要
登り始める前に、「稲荷山コース」について、所要時間やコースのポイントなどについて簡単にご紹介します!
稲荷山コースの標高差は399mで、麓の看板の案内によると、登り90分・下り70分ほどの道のりです。
もちろん個人差はありますが、こちらの時間を目安にプランを立てれば安心かと思います。コースのポイントや様子が判りやすいように、今回は下記の流れに沿ってご紹介していきます!
①稲荷山コース入口(スタート地点)→②旭稲荷→③高尾山頂まき道・展望台分岐点→④展望台→⑤6号路合流地点→⑥ゴール直前・約200段の階段→⑦高尾山山頂(ゴール地点)
急な登りもありますが、そのぶん感動や達成感も大きいはず!いざ、出発です♪
ケーブルカーもリフトも無し!「稲荷山コース」を登ろう!
では、さっそくケーブルカーもリフトもない「稲荷山コース」を登っていきましょう!
①稲荷山コース入口(スタート地点)
稲荷山コースへの入口は、高尾山ケーブルカー清滝駅のすぐ横にあります。
木の階段を登っていくと、岩や木の根が剥き出た緩やかな坂道に変わります。
先ほど後にした清滝駅を見下ろしながら更に登っていくと、ほどなくして「旭稲荷」に到着です!
②旭稲荷
旭稲荷の祠の前はちょっとした広場になっています。少し疲れた方はここで最初の休憩をとるのもオススメです。
旭稲荷を後にすると、再び木の階段が続きます。
コース内には適度な間隔で道標が設置されていて、どのくらいまで登ってきたのかがすぐに確認できます。
幅の狭い道を進み、より一層、岩や木の根が張り出した登山道を進んでいくと足場のいい尾根道が見えてきます。
平らな道や木の階段、ボコボコとした道を繰り返しながら、少し急な坂道を登っていきます。
少しキツイ道のりが続きますが、頑張って登っていくと「高尾山頂まき道・展望台分岐点」に到着です。