◆改めて感じる“食べる芝居”の難しさ

――『#居酒屋新幹線2』は、サラリーマン高宮進が出張帰りの新幹線の車内でご当地グルメを楽しむ、テイクアウトグルメドラマです。前作が人気を博してシーズン2に入りました。

眞島秀和さん(以下、眞島):連続ドラマ枠で放送されていますが、放送が終わって何年か経っても楽しめるドラマです。心地よい温度感になっていればいいなと思っています。

居酒屋新幹線2
ドラマ『#居酒屋新幹線2』より
――「食べる芝居」という点で、シーズン2まで演じてみて改めて感じている難しさなどはありますか?

眞島:“食べる芝居”は、確かに芝居において難しいことですが、このドラマに関しては食事をしながら誰かとセリフをやりとりするわけではありません。なので、美味しいものは美味しい、こんな味なんだ、こんな触感なんだと素直に反応するようにしています。

 ただ、実景(風景や建物などの出演者がいない撮影カットのこと)は現地で撮って、食べ物もそこで購入していて、僕は行っていない場所もあります。それを新幹線車内シーンで食べる時に、その土地で買って食べたリアクションにしたいなと考えています。

“食べる芝居”についてご質問をいただいたりしますが、グルメドラマはたくさんあるので、みなさん“どういった意識をされているか?”聞いてみたいですね。

居酒屋新幹線2
ドラマ『#居酒屋新幹線2』より
――グルメドラマ出演者の会とか、あったら覗いてみたいです。

眞島:(笑)。それぞれ作品のカラーは違うと思いますが、俳優がやっているという共通項はあるので、おもしろそうですね(笑)