これを受けて、米山氏が「自意識過剰的に仮想対象の一人かなと言う事でコメントすると、それはSNSの影響を見誤っていると思います。トランプ氏の力の源泉の一つがSNSである事が典型ですが、今は可成り地方の戸別訪問をしても『ツイッター見たよ!』と言われ、SNSでの影響力は政治家の力の一要素です。コメンテーターは政治家じゃないんだから、自分の好き嫌いに基づいた主張ではなく、事実に即したコメントをすべきだろうにと思います。雑感です」と返すなど激しい応酬に。それぞれの支持者が盛り上がっているが、ネット上では「互角の勝負」とみる向きが強いようだ。
米山氏は、論破王と称される「ひろゆき」こと西村博之氏と論戦を繰り広げ、ひろゆき氏を論破したことで「新論破王」とも呼ばれている。その米山氏と五分五分の勝負となったことから、三浦氏を論客として再評価する声が上がっており、本格的なメディア復帰の足掛かりになるのではとの見方もある。
しかし、メディア復帰には大きな障害があるようだ。三浦氏といえば、昨年3月に夫の清志氏が太陽光発電事業をめぐり計4億2000万円を着服したとして業務上横領の罪で起訴された。この件について三浦氏はほとんど事情説明をせず、コンプライアンス的な不安を払拭できなかったことがメディアから消える原因となった。
昨年12月に三浦氏は「FLASH」(光文社)のインタビュー記事に登場したが、やはり清志氏のことについては「私が知っているのは、夫は今も釈放されておらず、一回めの公判が開かれたきりだということ」などと語るにとどまった。