◆「帰るのかよ」「行かねえよな」話題になった台詞も多数
また直秀は、まひろと道長を、物理的にも心理的にも“繋ぐ”役割を担っており、相反する気持ちや立場を多面的にもっている人物。その複雑な心持ちを毎熊は見事に表現していました。身分が違うものの、まひろに惹かれる。毛嫌いしている貴族側の道長に対しても、どこか憎めない。どこか羨ましさもあり、惹かれてしまう。
「帰るのかよ」「一緒に行くか?」「行かねえよな」など“胸キュン”と話題になった台詞もありましたが、それは毎熊の繊細な心理描写があってこそ!
登場シーンはさほど多くなかったものの、回を重ねるごとに直秀の複雑な立場や心情が積み重なったことにより、私たちはどんどん毎熊に魅せられていったのではないでしょうか。そして「もっと直秀を!!!」と視聴者のボルテージが上がったところで、まさかの展開。その後の“直秀ロス”は、毎熊の秀逸な演技により、起こるべくして起こったといえるでしょう。
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