GACKTに称賛相次ぐ『もしも徳川家康が総理大臣になったら』
また、今回も初登場の最新作が複数トップ10入り。
マーベルコミック原作の異色ヒーローアクション『デッドプール』シリーズ第3弾として7月24日に公開した『デッドプール&ウルヴァリン』(3位)や、いずれも7月26日公開の『もしも徳川家康が総理大臣になったら』(4位)、『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』(5位)、『劇場版モノノ怪 唐傘』(7位)、『パウ・パトロール パウ・パーティー in シアター 2024』(10位)がランクインした。
4位の『もしも徳川家康が総理大臣になったら』は作家・眞邊明人氏による同題SF小説を、浜辺美波主演で実写化。新型コロナウイルス感染症のまん延で混乱する日本社会に、AIとホログラムを使って歴史上の偉人たちを復活させ、最強の内閣をつくる……といった内容。
浜辺はテレビ局の新人記者・西村理沙を演じ、坂本龍馬役で赤楚衛二、織田信長役でGACKT、豊臣秀吉役で竹中直人、徳川家康役で野村萬斎なども出演する。
鑑賞済みのネットユーザーの間では「ぶっ飛んでておもしろい」「ドタバタコメディって感じで楽しめた」という声もある一方で、「コメディならコメディで振り切るべきだった」「ギャグは微妙だし途中から説教くさくなってきて、寝てしまった」「チカラ抜いてアホな映画を観ようと思って挑んだ手前、ちょっと戸惑いました」といった否定的な意見も。
コメディと政治色のバランスが賛否の対象になっているようだが、一方で豪華キャストの起用、彼らの演技は概ね好評。特に、織田信長を演じたGACKTについて、「あまりにカッコイイ。色気が半端じゃない。彼の信長はもう声も佇まいも説得力が尋常じゃない」「織田ガクトも知的で、視線が鋭く、かっこよかった」「織田信長のGACKTは迫力があってカッコ良い」など称賛が相次いでいる。
初週末3日間の興収は2億5300万円とやや心許ないスタートとなったが、今後上昇するだろうか。