28日にさいたまスーパーアリーナで行われた格闘技イベント『超RIZIN.3』のメインイベントに出場し、平本蓮に痛烈な1ラウンドKO負けを喫した朝倉未来。試合後は会見に出席せずノーコメントで会場を後にしていたが、29日になって自身のSNSを更新。

「沢山の応援ありがとうございました 4万人の景色見れて良かった!格闘技が好きなので練習は続けるし、色んな選手のサポートをしたり、格闘技界に貢献していけたらと思う 自分が戦うのは一旦終わりにします」

 具体的に“引退”の2文字こそないものの、試合前から「負けたら引退」を明言していただけに、今後、真剣勝負のリングに上がることはなさそうだ。

 今回の敗戦を受け、RIZINの榊原信行CEOは「未来は今日インタビューも出てないと思います。インタビューに今答えられる整理がつく状況じゃないと思うんで、 またしっかり僕も話をしてみたいと思います」と朝倉の心情を慮った上で「僕はなんとか未来にはこのまま終わってほしくないという思いを持っている」「これだけのファンをどん底に突き落としたんだから、このまま終われるのかっていうことですよね」と、引退の撤回を求める意向を示している。