子どもが友達の家に遊びに行くとき、失礼がないように最低限のマナーは伝えておきたいですよね。ちょっとしたお茶菓子など手土産を持たせる、という人もいるかと思います。
「子ども同士なんだから気にしなくても……」と思われる方も多いかもしれませんが、一部のご家庭では想像を絶するルールが存在するようです。
◆子どもに、家庭独自のルールを徹底させるママ友
「あるママ友の、“行きすぎた配慮”に困っている」と語るのは、都内在住の主婦・小松美恵さん(仮名・36歳)。「配慮に困る」とは、一体どういうことでしょう。
「小学校3年生の娘が、クラス替えで新しく友達になった女の子をうちに招いたときの出来事です。『お邪魔しま~す』と娘と二人で帰ってきたその子の手には、なぜか透明のビニール袋が。そして、自分の靴を袋の中に入れて、玄関のすみにそっと置いたんです」
イベント会場などでは、紛失をしないために自分の靴を袋に入れたりもしますが、一般のご家庭でなぜ袋に?
「聞いてみたら、『ママに、公園で遊んだ帰りにおじゃまするんだから、泥とかホコリがおうちを汚さないようにって言われてるんです』って……。たしかに一緒に遊んでいた娘の靴はわりと汚れていたけれど、もちろんそのまま。でもそんなの気にしません。
そしてその子は、『替えのきれいな靴下も持ってます』と言って、すぐに玄関で履き替えたんです。……なんというか、衛生観念と気配りが徹底しすぎていて、申し訳ないけれどかなり衝撃でしたね」