アイヌ語で“神”の名がつけられた神威岬や、強風が吹き荒ぶ風光明媚な襟裳岬、工場見学や試飲が楽しめるニッカウヰスキー余市蒸溜所など、道央エリアにあるおすすめ観光スポットをご紹介します。

1.神威岬

photo by K1さん

アイヌの言葉で“神”をあらわす、「カムイ(神威)」の名がつけられた岬。北海道積丹郡積丹町の突端にあり、日本海に突き出すように伸びています。

photo by 月夜野さん

かつては女人禁制だった場所で、女人禁制と書かれた門から約770mの遊歩道「チャレンカの小道」を歩くこと約20分、330度ぐるりと大海原を見渡す先端に到着します。周辺には透明度が高い、積丹ブルーと呼ばれる海が広がる絶景スポットです。

また「カムイ番屋」で販売している、積丹ブルーにちなんだ「しゃこたんブルーソフトクリーム」も是非味わってみてくださいね。

2.襟裳岬

北海道の最南端であると共に、日高山脈の最南端に位置する「襟裳岬」は、北海道幌泉群えりも町にあります。道内の岬のなかでも、1位、2位を争う風光明媚な岬として有名で、荒々しい断崖絶壁や水平線のほか、遠く2km沖まで点々と続く岩礁地帯にはゼニガタアザラシの群れが生息しており、壮大な大自然のドラマを垣間見ることができます。

photo by 月夜野さん

また襟裳岬では年間260日以上も風速10m/s以上の風が吹くことから、「風極の地」とも呼ばれており、日本屈指の強風地帯でもあります。その強風を活かした「襟裳岬 風の館」の施設があるほか、お土産やご当地グルメを楽しめる「えりも岬観光センター」などもあり、道内外から多くの旅行客が訪れる人気の観光スポットです。

3.えこりん村

自然や動物との触れ合いを楽しめるテーマパーク。約40ヘクタールの敷地の中には、美しい草花が彩る「銀河庭園」、アルパカや羊たちを間近で見られる「みどりの牧場」などがあります。

なかでもみどりの牧場では、5頭の羊が一生懸命走る「ひつじレース」が行われており、応援する羊が一等になると、エサやり体験ができるという特典が人気です。また羊の群れを牧羊犬が移動させる大迫力の「みどりの牧場ショー」も見どころ。