◆はじめは笑福亭鶴瓶さんの同級生!?とびっくり
――今回演じられたマキシムは、怪盗グルーの因縁のライバルで、高校の同級生というキャラクターでした。
愛之助:当初、グルーを演じる笑福亭鶴瓶さんの「同級生!?」と思ったのですが、考えてみたら鶴瓶さんというよりも、グルーの同級生、役の上での同級生でした(笑)。ミニオンの映画は観る側だったので、自分が出ることになるお話をいただいたときは驚きました。
――また、マキシムは昆虫の研究にのめり込み、その能力を手に入れるという発明をしていますが、キャラクター性をどう受け止めていますか?
愛之助:彼は昆虫を愛するあまり、あのような感じになっていますよね。物事何でも好きこそものの上手なれと言いますが、やはり好きという気持ちが、どんどん昆虫の追求に追求を重ねてくのだと思うんです。だから、彼の気持ちは、どこか分からないでもないんですよね。ただ、グルーへの復讐心については「そんなに!?」と思ったので共感しませんでしたが。