暑い毎日で「食欲が低下気味…」と感じている方は少なくないでしょう。でも、食欲不振の状態を放置していると、健康面で悪影響間違いなし。そこで今回は、夏の食欲不振を改善するために「実践したいこと&摂りたい食品」を紹介します。
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夏に食欲不振になりやすい「原因」と「改善策」
夏に食欲不振になりやすい原因としては下記4つが挙げられます。
・体温を調節するため
暑さで体温が上がると、体温を下げようと身体は代謝を落とすようにるため、消化器系の活動が低下して食欲の減退が起こりやすくなります。
・水分をたくさん摂るため
暑さで水分をたくさん摂ると、胃が膨張して一時的に満腹感を感じやすくなります。
・冷たい飲食物を摂りすぎてしまう
冷たい飲食物を摂りすぎると胃腸の働きが鈍ってしまい、消化不良や食欲低下を引き起こす可能性があります。
・ホルモンバランスの乱れ
女性の場合、特に更年期前症状としてエストロゲンの変動が始まることがあり、そんなホルモンバランスの乱れによって食欲不振につながることがあります。
そんな夏の食欲不振を改善するには、1日3食の規則正しい食生活をして、体内リズムを整えるようにしましょう。また、3食の間には軽い間食を入れるようにして、消化器への負担を抑えつつも必要な栄養を補充すると言う考え方も大事。さらに温かいスープや温野菜などなるべく温かい料理を食べたり、香りの強いハーブ(バジルやミントなど)や、彩りのよい野菜を料理に使うことで視覚的に食欲を刺激することも心がけてみましょう。
夏の食欲不振を解消するために摂りたい「食品」とは
食生活を整えることも大事ですが、「何を食べるか」ということも重要です。そこで夏の食欲不振を解消するために摂りたい「食品」が下記になります。
・水分豊富な野菜
ビタミンKが豊富でむくみ予防に効果的な「きゅうり」、リコピンが豊富で抗酸化作用が高い「トマト」、食物繊維が豊富で整腸作用がある「レタス」など。
・良質なタンパク質
低脂肪高タンパクでビタミンB群も豊富な「鶏むね肉」、植物性タンパク質で消化がよくカルシウムも豊富な「豆腐」、良質なタンパク質とDHAやEPAが豊富な「青魚」など。
・食物繊維が豊富な食品
ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富な「雑穀(押し麦、キヌアなど)」、ミネラルが豊富でむくみ予防に効果的な「海藻類(わかめ、ひじきなど)」、低カロリーで食物繊維が豊富な「きのこ類(しいたけ、えのきなど)」など。
もちろん食事量はおすすめ食材ならたくさん食べて良いと言うわけではなく、あくまで適量にすることがポイントですし、習慣的に適度な運動をすることも大事になります。
食欲不振だからと言って食べずに過ごしていると、健康や美容面で悪影響が出てきますし、さらなる代謝の低下を招くことにもなりかねません。ぜひ今回紹介した内容を参考に、食欲不振の改善に努めていきましょうね。
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