◆比べるのは常に過去の自分

山崎もえ(@mmmmnyan23)さん
――内面的な変化はありましたか?

もえ:目頭切開をしたときかな。メスを入れる施術をして、他人撮りの写真が自分の理想に変わっていったのは大きかったです。今の写真と昔の写真を見比べて「ちゃんと変わっていってるな」と実感できるのはやっぱり嬉しい。私は人と比べるより、昔の自分と比べるようにしていて、「こんなにキレイになってる」と自分で思えることが、自分を強くしてくれました。

自分は「そっち(かわいいこ)の世界にはいけないんだな」「どう頑張ってもなれないんだ」と思っていたけど、そうじゃなかった。昔の自分と見比べて変わったことが嬉しかったし、自分を1番強くしてくれましたね。

――整形後、周囲の反応は変わりましたか?

もえ:私は一度に整形をしたわけではないので、意外と周囲の反応としては「そんなに変わった?」という感じなんです。ただ、昔の写真をみんなで見返していたときに、「もえってこんな顔だったっけ?」とはよく言われます(笑)。でも私の周りは「昔からブサイクと思ってたことはなかったし、今と同じようにかわいいよ」みたいな温かい友達が多いです。

――すごく素敵です。最後にもえさんが整形してよかったと感じることは?

もえ:自分に自信がついたことです。私は母親が「コンプレックスを抱えながら暗い人生を送るより、整形してハッピーになれるんだったら整形した方がいいじゃない」と言っていて、その言葉にすごく救われたんです。「そんなに悩むぐらいだったら整形してもかわいくなった方がいいからじゃんじゃん整形しなさい」と言ってくれていました。

<取材・文/瑞姫>

【瑞姫】

1994年生まれ。奈良県出身。エンタメメディアでの芸能ライターとしての経験を経て、フリーランスのライターに。主にエンタメ・トレンド系の取材・インタビューを中心に、恋愛コラムの執筆を行っている。フォロワー数4.5万人のTwitterでは恋愛・美容系について発信する、インフルエンサーとしても活動中。漫画と散歩と猫が好き。

Twitter:@mizuki32k