ただ、各メディアの報道によると、NHK稲葉延雄会長が17日、都内で定例会見に出席。新会社も含む所属者との新規契約を行わないという方針について、現時点で「全く変わりはない」と断言。期限は、性加害の被害者への補償などが着実に実施されているか確認されるまでとしており、稲葉会長は「引き続き状況を確認し、その上で依頼を行うかどうか判断していきます」とした。

「スターダストなど、多くの男性タレントを抱える事務所にとって、旧ジャニーズの存在は長年脅威だった。北村が所属する音楽ユニット・DISH//はなかなか音楽番組に出ることができなかったのも、番組制作担当が旧ジャニーズに忖度したものとまことしやかにささやかれている。また、北村が主演を務めた映画『東京リベンジャーズ』シリーズには旧ジャニーズ勢はキャスティングされなかった」(芸能記者)

 北村の起用発表に先立ち、来年の大河ドラマは北村と同じ事務所の横浜流星が主演を務める『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』、26年の大河は同じ事務所の仲野太賀が主演を務める『豊臣兄弟!』に決定している。

 NHKを代表するドラマ枠といえば朝ドラと大河だが、今後もしばらくは主要キャストを演じるスターダスト所属タレントの活躍が見られるだろう。