さらに「新会社の経営の独立性が担保されているか、グループ会社を含めて経営が独立しているかを見ている」「一部のグループ会社では藤島ジュリー景子氏が会長にとどまっている」として、新会社と旧会社の切り分けなどについても注視していくという。
NHKは春の番組改編で、旧ジャニーズタレントが出演していたテレビ・ラジオ合わせて8番組を打ち切り、継続する番組からも降板させるなど「徹底排除」を実施。旧ジャニーズと資本関係のないSTARTO社が4月から始動したことでタレントの扱いがどうなるか注目されたが、NHKとしては「旧ジャニーズと同一」と捉え、起用再開を見送ったようだ。
民放各社はすでにバラエティやドラマなどでSTARTO社のタレントを積極的に起用しており、CMでも徐々に起用が再開されている。しかし、NHKは「性加害問題の完全解決」まで排除を続行しそうな気配だ。
これに対して、ネット上では「他社のことより、まず自社の不祥事を徹底究明するべき。NHKは再発防止策を発表してるの?」「自社の不祥事はうやむやなのに。他社に上から目線でモノを言えるほど清廉潔白な会社なのか」「身内に甘く、外部に厳しいのが納得できない」といった声が。近年のNHKでは局員らによる不祥事が相次いでおり、その処分などをめぐり「身内に甘い」という印象が世間に広がっていたこともあって、反発を招いているようだ。