当事者のタレントたちもまだ馴染めていないようだ。24日に放送されたTBS系バラエティ番組『それSnow Manにやらせて下さい』では、ダンス対決企画でKis-My-Ft2の千賀健永、元A.B.C-Zの河合郁人、SixTONESのジェシー、Travis Japanの宮近海斗が「STARTO ENTERTAINMENTチーム」を名乗って参戦し、掛け声とともに宮近が発案したという事務所の頭文字「S」をイメージした決めポーズを披露した。

 しかし、河合は「あんまり言うことではないと思うんだけど、めちゃくちゃ『STARTO ENTERTAINMENT』って言うの恥ずかしかった」と本音を漏らし、これにジェシーが「慣れてないですからね」と同調。本人たちも、まだしっくりきていないようだ。

 日本で最も親しまれているSNSの一つであるTwitterは、昨年夏に「X」に名称変更したが、いまだに大半の人が「Twitter」と呼んでおり、メディアでも「X(旧Twitter)」という表記が目立つ。STARTO社に限らず、旧名称が定着してから名前を変更すると、なかなか新名称が浸透しないという問題があるようだ。

 だが、いつまでも「旧ジャニーズ」と呼ばれていたら負のイメージを延々と引きずることになる。STARTO社という名称をどのように浸透させていくのか、事務所や所属タレントたちにとって大きな課題となりそうだ。