巷ではテレビ朝日の大下容子アナやTBSの安住紳一郎アナに続く、現役アナウンサーの立場での役員就任も期待されているが、「同局の規定では『チーフスペシャリスト』の2等級上が役員級となっていますからね。水卜アナのこれまでのスピード出世を見ても、役員昇進もそう遠くないかもしれません」とは同局の番組制作スタッフ。

晴れて管理職となる水卜アナだが、そんな彼女を待ち受ける初めての大きな試練と言われているのが、今夏に放送を予定している局を代表する大型番組『24時間テレビ』の存在だという。

今年で47回目の放送を迎える『24時間テレビ』といえば、近年はチャリティー番組をうたいながら出演者にギャラが発生していることへの疑問や「障がい者を利用した感動の押し売り」など一部視聴者からは厳しい声があがっている。

さらに、今年の放送に関しては、昨年11月に系列局の日本海テレビジョン(鳥取県)における元幹部局員による寄付金の着服問題が発覚したこともあり、例年以上の逆風が予想されている。