【ミニストップ】赤字続き&店舗数減少で窮地
セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートに続いてコンビニ業界4位のミニストップは、イオンの連結子会社が運営。コンビニとファストフード店の「コンボストア」を自称しており、店内調理されるホットスナックやソフトクリームにファンも多いようです。
2015年には国内外の総店舗数が5,000店に達したミニストップですが、その後、業績悪化に伴い規模を縮小。21年に国内2,000店を切ると、22年に韓国とフィリピンから撤退し、24年5月には国内外2,039店(国内1,855店+海外184店)とピーク時の半分以下まで減少してしまいました。
また、24年2月期の営業損失は約6億円となり、営業赤字は6期連続に。赤字幅は縮小しているようですが、売上高の伸び悩みは明らかで、立て直しにはまだ時間がかかりそうです。
そんな瀬戸際にいるミニストップですが、24年2月期の決算説明会では「新たなコンビニエンスの創造」を掲げ、ファストフードメニューの提供を一層強化すると発表。しかし、ネット上では需要とのズレを指摘するニュースメディアや、従業員の負担増加を心配する声も見られました。
ますますファストフード店化が進みそうなミニストップに、早速行ってみます!