MoonBaseが運営する地域活性化コミュニティ「Rural Labo」が母体となり2022年より実施している、全国の地域活性化に取り組むZ世代を対象にした滞在型地域留学プログラム「Rural留学」。現在、2024年夏期に埼玉県横瀬町と福島県磐梯町で実施される「Rural留学」の参加者を募集している。

Z世代の関係人口創出を目指して


「Rural Labo」は、“若者による全国的な地域活性化のムーブメントをつくる”をミッションに掲げる、若者向け地域活性化コミュニティ。

「Rural留学」は、全国の地域活性化に取り組むZ世代を対象とする、総務省地域おこし協力隊インターン制度を活用した2週間以上の滞在型地域留学プログラムだ。地方創生と若者の地域交流を目的とし、地方の人口減少問題や若者の都市集中化といった課題を解消するための取り組みとして実施されている。

この「Rural留学」では、地域を知ってもらうこと、若者との関係人口創出に重点を置き、これまでに3地域で開催し、のべ20人以上の若者が参加。Z世代に地方と都市の架け橋となってもらうことで、都市部人材の流動化を図っている。地方自治体と連携し、地域資源を最大限に活用しながら、持続可能なコミュニティの構築に貢献している。


MoonBase代表取締役の小菅勇太郎氏は、「まちおこしに関心のある若者が実際に地域に飛び込み、1プレイヤーとして活動に参加するなかで、自分にとって理想の生き方や地域との関わり方を見出すきっかけを提供できればと考えています。また、その先でRural留学参加者が留学先の地域に対して愛着を持ち、その後も関わり続ける関係性を生んでいきたいです」と話している。

「Rural留学」の特徴


「Rural留学」では、宿泊費や交通費等に充てられる活動費が支給される。

1人ではなく複数名の仲間と参加することや、地元の地域コーディネーターとの連携により、スムーズに地域の内側に入り込むことができる。

さらに、事務局メンバーが留学前後のメンタリングを実施。留学中も常に伴走してくれる。

また、プログラムに余白時間があるため、偶然の出会いやチャンスを掴むことができる。

埼玉県横瀬町について


今回、9月8日(日)~21日(土)の期間に「Rural留学」の参加者を募集している埼玉県横瀬町では、6次産業化に取り組む、社員全員が地域おこし協力隊員で構成されるユニークな地域商社・ENgaWAのもと、ソーシャルビジネスへの知見を深め、まちづくりや地域活性化の実践を積むことができる。


横瀬町の富田能成町長は、「横瀬町は、埼玉県の秩父地域にある小さな町です。“日本一チャレンジする町”を掲げ、官民連携プラットフォーム『よこらぼ』を通して、ここまで、7年間で100件を超える民間プロジェクトを応援しています。高校も大学も無い小さな町にとって、Z世代との関わりをつくることの意義はたいへん大きいです。若者達のチャレンジに期待をしています!」と話している。