谷原章介は「貧困の固定化」を心配

谷原さんは「クラスの中の10人に1人がご飯が食べられないっていうのは、本当にもう胸が苦しくなりますし、昔から貧困の層っていうのは一定数いたと思うんですけれど、当然今の物価の影響は…なかなか賃金とのバランスがとれないっていうことが、より追い打ちをかけて酷い状況だと思うんですが…」と、物価上昇との関係に言及。

続けて、「こういう貧困層、貧しい家庭環境にある子供たちっていうことは当然学習の機会も与えられないわけで、それが貧困の固定化にもつながっていきますよね…」と考察しています。

古市「子供への投資は未来への投資」

社会学者の古市憲寿さんは格差の連鎖を懸念しており、「子供の貧困って絶対自己責任ではなくてたまたまその地域のたまたまその家庭に生まれただけで、子供本人の責任では絶対にないじゃないですか」としながら、行政や社会の介入に期待も。

子供の貧困は全国的には改善傾向にあるもののもまだまだ問題はあると話し、「一個は景気を良くしていくことと、あとは個別の子供のケアをしていく…子供の投資って未来への投資じゃないですか。そこには税金をいくら使ってもいいんだと僕は思います」と、持論をのべています。

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