4.東京国立博物館
”トーハク”の愛称で親しまれている、1872年(明治5年)に創設された日本最古の国立博物館。日本を中心としたアジアの美術作品や考古遺物などを約11万7,000件(国宝が89件、重要文化財が643件含む)所蔵し、日本一のコレクション数を誇ります。
敷地内には、日本美術を展示する「本館」、中国、朝鮮半島、東南アジアなどの美術を展示する「東洋館」、そして黒田清輝の油彩画などを展示する「黒田記念館」など6つの展示館があります。そのほかミュージアムショップは3か所、レストランやカフェは4か所備えています。お散歩デートの立ち寄りスポットとしてもおすすめです。
5.国立西洋美術館
1959年(昭和34年)に完成した、緑豊かな上野恩賜公園にある美術館。日本で唯一のル・コルビュジエの建築で、2016年7月、東京”都心”でははじめてとなる世界遺産に登録されました。
コレクションは、主に中世末期から20世紀初頭にかけての西洋絵画と、フランス近代彫刻作品が中心で、所蔵数はおよそ6,000点(2024年2月時点)を数えます。所蔵作品のなかには、モネの『睡蓮』、ロダンの『考える人』など、世界的に知られた作品も含まれています。アート好きカップルは、お散歩デートの寄り道にぜひ訪れてみて。
6.上野の森美術館
財団法人日本美術協会が設置する私立美術館として、1972年(昭和47年)に上野恩賜公園内に開館しました。
常設展示は行っていませんが、毎年開催している美術館主催の現代美術展(VOCA展)や、画壇への登竜門として定評のある公募展「上野の森美術館大賞展」など独創的な展覧会が話題を呼んでいます。
館内には「上野の森美術館」のオリジナルグッズが揃うミュージアムショップや、カフェ「Cafe MORI」があります。