■Dブロック

●マシンガンズ:267点×ガクテンソク:293点〇

 昨年、同大会の「32→16」でマシンガンズに敗れたガクテンソクがリベンジを果たした。293点は、2年を通しての大会最高得点となる。

 05年にアマチュアコンビ「学天即」として出場した『M-1』で準決勝に進出。その後も毎年のように拠点としていた関西の賞レースに顔を出し、『THE MANZAI』でも3度のファイナルを経験。14年には「上方漫才大賞」新人賞、15年には『ytv漫才新人賞』で優勝を果たすも、『M-1』ファイナルには縁がなく、ラストイヤーの20年も準決勝に散った。

 21年に「ガクテンソク」に改名。昨年春には拠点を東京に移したが、ボケのよじょうは新居に国分寺を選ぶなど、相変わらずネタには事欠かないコンビだ。

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 タイムマシーン3号はもちろん、ほかの3組も「売れかけた」タイミングは確かにあった。昨年はマシンガンズの西堀亮が「セカンドは俺たちのための大会だ、むしろ滝沢はゴミがあるから俺の大会だ」と宣言して準優勝まで駆け上がりブレークした。今年のセカンドドリームは、どのコンビに微笑むだろうか。

(文=新越谷ノリヲ)