ヒカルの勢いに影響され、ステージに同席していた宮迫は「うわっ、ちょっとエンジンかかってきた。エンジンかかってきたよ。粗品に言いたい」とヒートアップ。「テレビに出てた時の俺を超えてから言え!」「お前、『アメトーーク!』みたいな番組、作ったけ?」と粗品を攻撃し、客席から歓声が上がると「アゴしゃくれて、デコに刺さって死ね!」とノリノリで言い放った。

 さらに、ヒカルは「あのちゃんとばっかさ、ラブラブせんで(自分たちとコラボを)やろうよ、粗品。あれキモいから。あれ全然キモいから」「あのちゃんに媚び売ってダサいから!」と、粗品と親交の深いあのちゃんにも言及。宮迫は「ダサいなあ。あと、なんか時計買ってるけど、ダサいなあ。時計のセンスゼロ」と、ヒカルに便乗して粗品を揶揄した。

 この模様を収めた動画がSNSで拡散されたのだが、ネットユーザーの反応は宮迫に対して辛らつ。「ヒカルの腰巾着みたいになってる」「ヒカルと一緒じゃないとイキれない宮迫」「アメトーークは宮迫一人で作ったわけじゃないでしょ」「テレビに出てた時の俺を超えてからって、過去の栄光にすがってるだけで、今は勝てないこと認めてて悲しすぎる」といった厳しい声が相次いだ。

 さらに、あのちゃんは動画内で言及されていたことを受けてか、5月29日深夜に自身のSNSに「宮迫ダサすぎておもろい」と投稿。この投稿はほどなく削除されたが、あのちゃんの強烈なひと言によって宮迫のイメージがさらに落ちたとの指摘もあるようだ。

 宮迫が親子ほど年の離れたYouTuberの腰巾着のようになっているだけでも複雑な気持ちになってしまう人が多そうだが、粗品にケンカを売る時に過去の栄光を持ち出してしまうあたり、YouTubeや飲食店経営などで一定の成功を収めても、テレビで活躍していたころが忘れられないように見受けられる。テレビへの未練はある意味で「今も現役芸人である証拠」と捉えることもできるが、あのちゃんから「ダサすぎ」と評されてしまった宮迫が復権を果たす日はくるのだろうか。