【ビオセボン】とは?

 イオン系列の子会社、「ビオセボン・ジャパン」が運営するフランス発のオーガニック・スーパーマーケット「ビオセボン」。日本に2016年12月に上陸、現在は東京・神奈川に24店舗を展開しています。

 「ビオ」とは、フランス語でオーガニック(有機)のこと。「ボン」はフランス語で「おいしい」「良い」を意味し、屋号の「ビオセボン」には「オーガニックっていいね」という思いが込められているそう。

 本国では20年に経営破綻し、総合スーパー最大手「カルフール」の傘下に入ったビオセボンですが、現地でも人気のスーパーだとか。

 一方、日本でのビオセボンはといえば、18年2月期から22年2月期まで少なくとも5期連続で赤字だったとか。赤字は年々拡大し、22年2月期には純損失15億5,635万2,000円。しかし、昨年23年2月期についに黒字転換しましたが、これについては、1年で回復できるような純利益ではないとして、なにかしらの特別計上があったのではないかとも指摘されています。

 なお、24年2月期についてはいまだ明らかにされていないようですが、23年2月から24年2月にかけて3店舗(赤坂店、碑文谷店、日吉店)が閉店していることから、苦境にあることがうかがいしれます。

 そんなビオセボンについて、実際に店舗を訪れてみました。