「なんだか、人といると心が苦しくなる」。そんな気持ちがあるのなら、自分を犠牲にする人付き合いが癖になっているのかもしれません。
満たされた人間関係を築くには、自己犠牲から解放される必要があるようですよ。fumumu取材班が、自分を大切にするための人間関係の作りかたを聞いてきました。
①意思決定は自分でする
「周りの意見を参考にしても、最終的な意思決定は自分でするべき! 本当は不満なのに、周りの意見に流されて物事を選択すると、どんどん自分の気持ちがすり減ってしまうと思います。
どれだけ嫌だと思っていても、言葉や態度に出さなければ周りは気づいてくれません。意思決定の主導権を手に入れるには、自分の意志を示すしかないんです。
『それもいいけど、私はこっちにしてみようかな』『アドバイスありがとう! あとは自分で考えてみるね』など、相手の怒りに触れない拒否の仕方はちゃんとあるから。自分の意思がないと思われたら、利用してくる人が際限なく寄ってきますよ」(20代・女性)
②笑って流さない
「嫌なことを言われたとき、無理に笑って流さないようにしてから、私は人間関係が良好になりました。昔は、馬鹿にされても拒否できずにヘラヘラしていたんです。
その対応を続けることで、周りが助長してしまって。『こいつはなにを言っても怒らない』と舐められたことの弊害が、本当に数え切れないほどありました。嫌なことをされたら怒る。その当たり前のことを放棄するのは、自分にとってすごくリスキー。
瞬間的に怒れないとしても、とにかくヘラッと笑わないようにしてからは、相手も空気が凍ったことを察知してフォローしてくれるようになりました」(20代・女性)