彼氏・彼女の昔のことが許せないのはおかしい?
彼氏や彼女の過去のことが許せないと感じるのは、おかしなことなのでしょうか。恋人の過去が許せない自分は変なのではないか、と1人悩んでいる方も多くいらっしゃることでしょう。そこで、ここでは恋人の過去のことが許せない原因や対処法に迫ります。
許せないのは彼氏・彼女の過去ではなく自分の価値観が原因
恋人の過去が許せないと感じるのは、自分の価値観が原因です。過去そのものはどうにもすることはできませんから、苦しみから逃れるには自分の価値観を変えるしかないのです。具体的には、「こうあるべき」という凝り固まった考えが問題です。
しかし、「こうあるべき」と考えるのは、人として当然のことでもあります。価値観はそれぞれ違うのですから、許せないと感じることが多くても、それは性格の問題というほかありません。しかし、あまりにルールが多すぎると、誰かと付き合った時に自分を苦しめる羽目になるでしょう。
どうしても許せないときは別れる選択肢もある
どうしても許せないと感じることがあるなら、別れるという選択もあります。どんなに頑張っても過去は消せないのですから、それを受け入れられないと感じる以上、このまま一緒にいても辛いだけです。相手への愛よりも許せない感情が上回っているなら、お互いのためにも別れた方が良いでしょう。
特に、生理的に許せないと感じるような過去を持つ恋人の場合、時間が経過しても許せるようになる確率は極めて低いと言えます。恋人にとっても、どうしようもない過去のことで何度も責められるのは辛いでしょうから、離れるという選択肢も視野に入れるべきなのです。
彼氏・彼女の過去をどうとらえたらいい?
彼氏や彼女の過去を許せないと感じるものの、どうにかして受け止めたいと感じている方は多いでしょう。そこで、許せないと感じる過去を持つ恋人をどのように受け止めるべきか、そのヒントをご紹介します。恋人の過去を許せるようになりたい方は必見です。
自分の過去を思い返してみる
恋人の過去について許せないと憤りを感じたら、一旦冷静になって自分自身の過去について思い返してみましょう。すると、自分も決して清廉潔白とは言えないことに気がつく方は多いはずです。
例えば、「酔った勢いで付き合っていない異性とイチャイチャしてしまった」「一夜だけの関係を持ってしまった」「下心を持って接してしまったとがある」など、些細でもやましい過去のある方が大半なのではないでしょうか。
しかし、それは誰にも責められるものではありません。人間ですから、生きていれば少しの過ちくらいはあるものです。それと同じように、恋人の過去も誰にも責められるものではないと考えてみれば、許せる気持ちになるかもしれません。
過去があるから今の彼氏・彼女がいる
過去は、恋人の今を形作る要素となったものでもあります。つまり、不快に感じる過去も今の愛すべき恋人を作った一部分とも言えるのです。そんな過去を否定することは、恋人その人を否定することと同義とも言えます。
恋人のことを大切に思うなら、全てを愛する覚悟を持ってみませんか。嫌だと感じる過去も、全て今の恋人を作ったものなのだと思えば自然と受け入れられるかもしれません。
過去が気になるのは大切な人だから
恋人の過去が気になるのは、言い換えればそれだけ大切に感じているということでもあります。どうでも良いと感じる相手の過去など、興味は湧かないでしょう。過去のことも知りたいと感じ、それを聞いた上で深い感情を覚えるのは、それだけ相手のことが好きだからです。
あまりに好きな気持ちが大きくなると、感情をうまくコントロールできなくなり衝突してしまうことがあります。過去について根掘り葉掘り聞きすぎて、嫌になってしまうこともあるでしょう。しかし、そうなった経緯を考えれば、相手への愛情が根底にあることに気がつくはずです。