V2『キングダム 大将軍の帰還』、興収36億円突破
7月22日発表の全国週末興行成績ランキングで首位をキープした『キングダム 大将軍の帰還』は、漫画家・原泰久氏が「週刊ヤングジャンプ」(集英社)にて連載している同題作品を実写化した劇場版最新作。主人公・信を演じる山崎は先日、ニューヨーク・アジアン映画祭で日本人として初めて「The Best from the East Award」(素晴らしい演技を披露した俳優に与えられる賞)を受賞した。
そんな『キングダム 大将軍の帰還』は、秦国総大将・王騎(大沢たかお)の活躍や過去にもスポットを当てたストーリーを展開。上映開始から2週目を迎えた週末3日間の興行収入は8億1600万円で、累計成績は36億円を突破。前作『キングダム 運命の炎』(2023年7月公開)は2週目(公開から10日間)の累計興収が22億7100万円だったのに対し、今作は勢いが感じられる。
今回のランキングでは、7月19日公開の初登場作も多数トップ10入り。まず、アニメーション映画の新作は『怪盗グルーのミニオン超変身』(2位)、『劇場版すとぷり はじまりの物語~Strawberry School Festival!!!~』(3位)、『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第一章 黒の侵略』(8位)がランクイン。
初登場の実写映画は、元NMB48・渋谷凪咲が主演を務める実写映画『あのコはだぁれ?』(4位)、フジテレビ系バラエティ番組を映画化した『逃走中 THE MOVIE』(5位)、スカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムが共演するアメリカ映画『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』(7位)というラインナップ。
2位の『怪盗グルーのミニオン超変身』は、イルミネーション制作でユニバーサル・ピクチャーズが配給する『怪盗グルー』シリーズ最新作。前作『怪盗グルーのミニオン大脱走』(17年7月公開)は初日から3日間で興収7億5101万円をあげていたが、今作は興収6億8100万円でのスタートとなった。