『笑うマトリョーシカ』なぜ視聴率で苦戦?

 そんな好評価とは裏腹に、平均個人視聴率は第1話が3.1%、第2話が2.6%、第3話が2.8%とイマイチ。同枠で前クールに放送された川口春奈主演『9ボーダー』よりも若干低い。

「テレビ局が重視するコア視聴率も、このところ1.5%程度と苦戦が続いています。“政治や殺人が絡む謎を女性の主人公が追う”という展開から、22年10月期の長澤まさみ主演『エルピス-希望、あるいは災い-』(フジテレビ系)と比較するネットユーザーも見られますが、同作もコア視聴率で苦戦。政治絡みのドラマは視聴者の年齢が上がりがちなので、評判が良くても数字が伴わないことがあるようです」(同)

 物語の後半につれ、視聴率が上昇する可能性も少なくない。今後の健闘に期待したい。