「粗品のロケ」の1本目は、「27時間テレビの粗品にダメ出ししまくった」というタイトル。番組を通して見ていた動画スタッフにダメ出しをさせるというストイックな内容だったが、2本目は、さらに粗品という芸人のストイックさを見せつけられるものとなっていた。
タイトルは「28時間目」。『27時間』の延長戦という位置づけで、粗品の“仕切り力”を試すというものだ。『27時間』では総合MCとしてほぼ全編にわたって仕切り倒した粗品がこの日呼んでいたのは、ユビッジャ・ポポポーというピン芸人だった。
「27時間テレビの真逆のような激ヤバ芸人を呼んでます」
このヘトヘトになった状態で、一番ヤバい芸人と絡むという「チャレンジ企画」だと、粗品は言う。
当たり前だが、誰も頼んでいないのである。粗品は勝手に打ち上げを断り、勝手に変な芸人を呼んで、勝手にカメラを回している。それなのに、思わず「これが見たかったんだ」と思わされてしまう。「これが粗品という芸人の本質だよな」と。