◆節約好きの友人は、貯金が趣味
「彼女とはお金に細かい以外は、趣味や食べたいものがあうのでよく遊んでいました。でも、一緒に旅行に行った時も、1円単位で割り勘をしたり、奇数のおかずがあると1個を割って、『分けて食べよう』とするんです。
べつに半分のコロッケとか食べたくないし、箸で割ったりするのも汚いから、本当はそんなことをしたくないなって思っていました」
優子さんが節約していたのには理由がありました。
「彼女は子どもの頃からお年玉もずっと貯金をしていて、一度も貯金を下ろしたことがないって言うのです。いったい、何のために貯金しているのか気になったのですが、どうやら結婚資金にしたかったようで。
『35歳までに結婚したい』とずっと言っていて、婚活をしていました。結局、マッチングアプリで出会った年上男性と結婚しましたが、相手の仕事がフリーランスのカメラマンで収入が安定していないと言っていました」