男性に奢ってもらう時にしてはいけないこと
ここまで、男性に奢ってもらうときのマナーやお礼の仕方を解説しましたが、今度はやってはいけないことについて説明しています。知らないうちにしている行動もあるかもしれないので、今一度チェックしてみてください。
お店や料理にケチを付ける
奢ってもらうときに、お店だけでなく出てくる料理にケチをつけるのはやめましょう。奢ってもらわなくても、文句を言われるのは誰でも嫌な気分になってしまいます。
相手が交際している人や上司だとなおさらです。料理や会話を楽しむ態度は、奢ってもらう側の必要最低限のマナーです。
もし、自分好みのお店や料理でない場合は、嘘でもいいので、「美味しいですね」「優しい味がしますね」等とあたりさわりのない会話をしましょう。言葉が思いつかない場合は、オーバーリアクションをすると相手に喜んでもらえます。
ここぞとばかりに高いものを注文する
奢ってもらうとなると、普段は味わえない高額な料理を頼みたくなります。ですが、あまり高いものばかりを立て続けに頼みすぎると、相手にそれだけ高い金額を払わせることになりますから、あなたの印象が悪くなる可能性があります。
しかし、社長クラスの人が「何でも好きなものを頼みなさい」と言っても、多くて2~3品にとどめておきましょう。安価な料理を頼むと、自分と同等の生活水準とわかるので、また次も誘われる可能性が高いです。
奢られるのがわかっていないときのように、自分で払えるか払えないかよく考えて注文内容を考えるようにすると良いです。
会計で端数だけ払おうとする
会計時に、端数の1~10円単位が出たときに、良かれと思って「端数は私が出すよ!」なんて言ったことはありませんか?実はこれ、男性からするとあまり印象が良くないようです。
「なぜ端数だけ払うの?」「完全に奢ってもらったわけじゃないアピールかな?」などと内心はイライラしているようです。ましてや「小銭をジャラジャラ持ち歩いているオバサンかよ」と思われることもあるみたいです。
もし、奢ってもらうことに対してほんの感謝の気持ちを伝えたくて端数を払いたければ、小銭を探すような素振りを見せたり、少し困った表情になった等、相手の様子を見ながら出すようにしましょう。
ご馳走になることが前提でお礼も言わない
奢ってもらったのに、「ありがとうございました」「ごちそうさまでした」というお礼を言わないのは論外です。たとえ親しい間柄であっても、礼儀は必要ですので、フランクにお礼を言うことも大事です。
礼儀としてお礼を言えない人は、「この人は今まで何を習ってきたのだろう?」「親もお礼を言わない人なのかな?」などと人間性を疑われてしまいます。
奢ってもらうことがあらかじめわかっていたとしても、美味しい料理を堪能でき、楽しい時間を過ごしたわけですから、お礼を言うことはマストです。