映画『グリーン・インフェルノ』の謎や噂について
映画『グリーンインフェルノ』には、さまざまな謎や噂があります。ここからは、『グリーンインフェルノ』にまつわるミステリーに迫ります。
グリーン・インフェルノは実話?
『グリーンインフェルノ』は実話ではありません。数々のホラー映画を手がけてきたジェイソン・ブラムというプロデューサーにより、5億もの製作費をかけて作られまし歌。監督は『ホステル』や『キャビン・フィーバー』などを手がけたイーライ・ロスです。
この映画は、イーライ・ロスが1980年台にヒットした『食人族』や『人喰族』などのホラー映画を元に、オリジナルのカニバルムービーに仕立てたものです。さらに、この映画を見たかのスティーブン・キングからは絶賛の声が寄せられたということです。
ヤハ族を演じるのは実在する先住民
ヤハ族を演じているキャストは、流石に「食人」の習慣はありませんが、実在する先住民たちです。キャストに選ばれたのはカラナヤク族という民族で、なんと映画という存在すらも知らなかったそうです。
そこで、監督は事前に映画の概念を知ってもらうため、映像機材を持ち込み映画を見せてから撮影に入ったということです。そこで見せたのは、この映画の元となった映画「食人族」でした。ヤハ族のリアルな演技は、本物の先住民だからこそできたと言えるでしょう。
ジャスティンはなぜ嘘をついた?
帰還してから国連に証言を求められたジャスティンは、ヤハ族が食人を行っているということを告げませんでした。それはなぜかというと、理由は明言されていません。しかし、食人族であることを否定したことにより、ヤハ族は企業の迫害から守られることとなりました。
おそらく、ジャスティンはヤハ族を救おうとしたのでしょう。当初の熱帯雨林を開発する企業から守りたいという意思を貫いたのか、最後に救ってくれたヤハ族の少年への恩返しのつもりなのか、その真意は闇の中です。
アレハンドロはどうなった?
エンドロール前、ジャスティンの妹と名乗る人物がジャスティンの元へ電話をかけ、衛生映像に兄らしい人物が映っている。死んだのは本当かと尋ねてきます。
アレハンドロがどうなったのかも明言されていませんが、ヤハ族に取り入ったのではないかとも囁かれています。もしくは、村から逃げてそのままジャングルを彷徨い歩いているという説も噂されています。
続編はある?
イーライ・ロス監督は、グリーン・インフェルノの続編を制作するつもりであると話しており、タイトルは「Beyond the Green Inferno」(グリーンインフェルノを超えて)にする予定であるとまで公言しています。
エイリアンの伝統を取り入れながら、グリーン・インフェルノ以上に深く暗い、道の世界を描くという続編は、当初2019年に公開予定とされていました。しかし2022年現在もまだ続編に関する情報は出ていません。