映画『グリーン・インフェルノ』のネタバレあらすじ

【ネタバレ】映画『グリーン・インフェルノ』は実話?あらすじを徹底解説!
(画像=Wikipedia、『Sorte plus』より引用)

次に、映画『グリーン・インフェルノ』のネタバレを含んだあらすじをご紹介します。起承転結に分けてまとめるので、ネタバレを避けたい場合は気になる部分のみを参考にしていただくのがおすすめです。

ネタバレ①起

【ネタバレ】映画『グリーン・インフェルノ』は実話?あらすじを徹底解説!
(画像=onthesetofnewyork、『Sorte plus』より引用)

ジャスティンは、ニューヨークの大学に通う大学生で国連の弁護士を父に持っていました。ある日、彼が受けていた講義の中でショッキングな話を聞かされます。

それは、アフリカの一部の地域では、今もなお女の子が生まれると生後すぐにガラス片などを使って陰核を切り取り、一ヶ月以上に渡り足を縛って放置するというものでした。それは女子割礼の儀式と呼ばれ、対象となる赤子は毎年200万人に上ると言います。

講義後、質問をしていたジャスティンに興味を持ったアレハンドロという学生が声をかけてきます。アレハンドロは保護活動サークルに入り、仲間達とでも活動や啓蒙活動を行っていました。積極的行動主義をモットーにしている彼は、ジャスティンの意欲的な姿を見てサークルに勧誘しようとします。

一方のジャスティンも、アレハンドロのサークルが朝からハンストを行っているのを見ており、それによって興味を抱いていました。そこで前向きな返事をします。夜になり、ジャスティンと父が共に食卓を囲みます。

父は、ジャスティンが祖母の形見であるネックレスをしていないことを指摘しました。父はジャスティンの最近の行動をあまり快く思っておらず、以前から続けているフルートの練習に熱を入れて平穏に過ごして欲しいと考えていました。

ネタバレ②承

【ネタバレ】映画『グリーン・インフェルノ』は実話?あらすじを徹底解説!
(画像=IMDb、『Sorte plus』より引用)

ジャスティンはジョナに誘われアレハンドロ率いる彼らのサークルに参加します。そこで聞かされたのは、南米ペルーの未開のジャングルで、地下天然ガスを企む会社が開拓を進めるため原住民らを虐殺しているという事実でした。

リーダーのアレハンドロは、原住民のヤハ族が軍人の手にかけられる様子を撮影し、衛星をハックして動画を流し開拓を妨害しようと企んでいました。親友のケイシーが心配する中、ジャスティンは参加を決意します。

13名のサークルメンバーは、ジャンボジェット機やセスナ、三輪バイク、船などを乗り継いでジャングルの奥地にたどり着きます。現地につき、ダニエルが中継アプリを入れるために全員の携帯を集めました。その途中、彼らは黒豹を見ます。

アレハンドロは、黒豹はヤハ族にとって自然を守り罪人を地獄に送るものだから幸先が良いと話します。岸辺についたメンバーたちは、「BIOCAS」という文字の書かれたツナギに着替えます。さらにヘルメットをつけ、逮捕された時のことを考えてパスポートを身につけます。

【ネタバレ】映画『グリーン・インフェルノ』は実話?あらすじを徹底解説!
(画像=IMDb、『Sorte plus』より引用)

他の荷物の一切を岸辺において進むと、同じツナギを着た作業員がブルドーザーで木を切っていました。彼らはそこに紛れ込み、事前にカルロスの手下が仕込んでいた爆薬を設置し、鎖を分配します。

そして爆弾で作業員の目を盗んだ隙に、自分たちの身体を木に縛り付け、ライブ配信を始めるのでした。そして「ヤハ族の故郷 自然を壊すな」と大声を出しながら携帯で撮影を始めます。銃を持った軍人たちが彼らを包囲しますが、生配信されているが故発砲できません。

さらに、彼らは皆鎖で身体を木に縛っているため、一箇所に集めることもできないのでした。しかし、ジャスティンだけ鎖が壊れており、鍵をかけられずにいました。そこでジャスティンは引き出され、携帯を壊された上に銃を向けられました。

そこでジョナが「その子は国連職員の娘だ」と言います。それを聞いた軍人は国際問題を懸念して発砲を躊躇います。そこへ一本の電話が入り、銃を下ろして彼らを解放しろと指示が下されました。

そして全員連行されますが、無事解放されます。インターネットでは彼らの配信がトレンドに入り、ランキングトップに載っています。さらにはCNNが拡散したことで違法開発をやめるようペルー政府に要請が入り、作戦は成功に終わります。

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(画像=IMDb、『Sorte plus』より引用)

しかし、ジャスティンは自身の地位を利用されたことに腹を立てていました。壊れた鎖を渡されたのもわざとだったのです。帰り道、セスナの機内は歓喜に沸きます。その時突然、プロペラから発火しセスナの翼が木に衝突して折れ、座席の後ろが取れて墜落してしまいます。

この時の衝撃で一人の女性が吹き飛び、後ろ半分の座席にいた男性も亡くなります。さらに一人の女性が座席に座ったまま息絶え、操縦士は木に衝突して首が取れます。さらに一人の男性はプロペラに頭を巻きこまれ死んでしまいました。

爆発したセスナから生き延びたのはジャスティン、アレハンドロ、カラ、ジョナ、ラーズ、ダニエル、サマンサ、エイミーです。そこでダニエルがナナイ川を上って暴動を起こした場所へ戻ろうと提案します。

そして現地人を見つけたカラが呼びかけますが、矢を放たれ首が切断されてしまいます。他の者たちも麻酔入りの吹き矢で気絶させられたのでした。

ジャスティンが目覚めると、手が縛られたまま舟でどこかへ移送されているのに気がつきます。船上には身体は黒く、顔は黄色く染めた男性が乗っており、どうやら彼がリーダーのようでした。

辿り着いた岸辺にいた部族の者たちは、揃って全身を赤く塗っており、男性はおかっぱ、女性は長い髪をしています。その傍らには棒がたくさん立てられており、人間の骸骨が飾られてありました。

ネタバレ③転

【ネタバレ】映画『グリーン・インフェルノ』は実話?あらすじを徹底解説!
(画像=IMDb、『Sorte plus』より引用)

顔を黄色く塗っている一族の長らしき老婆が、全員の顔を見て品定めをし、ジョナだけを残して他のメンバーを牢屋へ連行します。ジョナは儀式台に磔にされ、部族の男性たちによって体を取り押さえられました。

そして、かの老婆が動物の牙でジョナの目玉をくりぬきます。ジョナは悶絶しますが、彼らはものともせず目玉を食べ、さらには舌を切り取り食します。牢屋からそれを見ていたメンバーは、あまりのことに呆然とします。

環境破壊から助け出そうとしていた部族は、実は食人族だったのです。ジョナはそのまま解体され、調理されてしまいます。絶望に打ちひしがれる残りのメンバーたちでしたが、ダニエルが「GPSさえあれば救助されるかも」と言います。

しかし、アレハンドロが横から口を挟みます。「時間さえ稼げれば良い」と言うのです。さらに、デモによって工事は中止されたのではなく、延期されただけだと言い張るのでした。

【ネタバレ】映画『グリーン・インフェルノ』は実話?あらすじを徹底解説!
(画像=IMDb、『Sorte plus』より引用)

実は、ナビゲーターのカルロスは森林伐採をする企業と対立する会社から送られてきた工作員だったのです。そして、アレハンドロは彼から報酬を受け取り、その代わりに工事を妨害し、ネットで世間に発信する役回りをしていたのでした。

アレハンドロに付き従ってきたメンバーは呆れ返りますが、彼は「あと三日でブルドーザーが来る」と言い、悪びれた素振りを見せません。その翌朝、牢屋の近くに全身を赤く塗った少年が立っていました。

ジャスティンのことを見つめる彼に、ジャスティンは祖母の形見のフルートの形をしたネックレスを吹いてみせると、彼は好奇心旺盛な顔を覗かせます。しばらくして顔を黄色くした男性が牢屋の中から女性だけを連れ出します。

そして彼女たちは部族の長らしい老婆の前に引き出され、骨でできた突起物で陰核に切り傷をつけられました。その後、ジャスティンだけ建物へ連れて行かれ、そこで全身を白く塗られた上で赤い紋様をつけられます。

ネタバレ④結

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(画像=netflix、『Sorte plus』より引用)

助けを呼ぶため、一人が脱走を試みます。川に逃げ込むのと入れ違いで、全身を白く塗られたジャスティンが戻ってきました。その直後彼らに食事が与えられます。その肉を食べていると、その表面に脱出したメンバーのタトゥーが見つかります。

仲間の肉を食べたことに絶望した一人は、首を掻っ切って自殺してしまいました。そして、メンバーたちは次の作戦に出ます。所持していたマリファナを死体に入れておくことで、彼らを酩酊させ、その隙に逃亡しようと言うのです。

この作戦はうまく行き、ジャスティンはアレハンドロを置き去りにして脱出しました。飛行機の墜落現場に戻ると、墜落時に死んだ仲間の遺体が杭に突き刺さったまま残っていました。死体から携帯電話を回収しますが、追手の部族に再度捕まり、連れ戻されてしまいます。

そして老婆が陰部にツメを突き立てようとした時、川の方から資源開発会社の従業員の首を持った男が走ってきます。部族ジャスティンをそのままにして方々へ散ってしまいました。ジャスティンはこの隙に集落を脱出します。

逃亡した先では、部族とペルー軍とが戦っていました。ペルー軍に救出されたジャスティンは、ジャングルを抜けます。学生寮に戻ったジャスティンが目を覚ますと、窓の外ではアレハンドロを讃えて別の人権団体がデモを行っていました。