新宿御苑や六義園、明治神宮御苑に浜離宮恩賜庭園などをはじめとする東京の庭園の中で、トリップノートの6万5千人の旅行好きトラベラー会員(2020年10月現在)が実際に行っている順に、東京の人気庭園ランキングをご紹介します!

1位:新宿御苑

出典:tripnote.jp

新宿駅から歩いて10分ほどの場所に広がる、緑あふれる憩いの場。明治39年(1906年)当時は皇室の庭園としてつくられましたが、戦後、国民公園として一般公開されるようになりました。58.3ヘクタールの敷地には日本庭園やフランス式整形庭園、イギリス風景式庭園と様式の異なる庭園があり、春には桜、秋には紅葉の名所としても知られています。またガラス張りのモダンな大温室や旧洋館御休所などの見どころも。

お弁当などを持ち込んでもOKなので、春や秋の心地のいい日には、ピクニック気分で訪れるのもおすすめですよ。

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2位:六義園

写真:PIXTA

東京を代表する日本庭園「六義園(りくぎえん)」。江戸時代中期、5代将軍・徳川綱吉(とくがわつなよし)からの信頼が厚かった川越藩主・柳沢吉保(やなぎさわよしやす)によって築園された大名庭園です。

毎年3月中旬から4月上旬、11月中旬から12月上旬には期間限定でライトアップも開催。大名庭園周辺や正門から入ってすぐのところにある「内庭大門(ないていだいもん)」の広場付近で、ライトアップしたしだれ桜やモミジを見ることができます。日中とは異なる、ロマンチックな雰囲気を堪能してみましょう。

3位:明治神宮御苑

写真:PIXTA

「明治神宮御苑」は江戸時代初期以来、熊本藩主加藤家、彦根藩主井伊家の下屋敷の庭園でした。1868年の明治維新後は皇室の御料地となり、明治天皇と昭憲皇太后もたびたび足を運ばれたといわれています。

入園には御苑維持協力金として500円かかりますが、中には想像以上に自然豊かな空間が広がっており、一年を通して様々な鳥や植物に出会うことができます。なんとこんな都会の真ん中なのに、カワセミもいるそうですよ!散策するだけでもゆったりと癒されます。

4位:浜離宮恩賜庭園

写真:PIXTA

都内最大の都立庭園である浜離宮恩賜庭園。日本の伝統を感じる庭園からのぞむのは、汐留エリアの近代的な高層ビル群。このギャップがありながらも美しい景観が浜離宮恩賜庭園の大きな特徴です。

園内には都内で唯一の海水を利用した池や、都内最大の黒松、都会とは思えない広大な花畑など見どころ満載!園内にある中島の御茶屋では、お抹茶に上生菓子がついたセットをいただくことができ、散策の足休めにぴったり。日本庭園を眺めながらいただくお抹茶、そして和菓子は格別です。

5位:旧古河庭園

写真:PIXTA

2位にランクインしている六義園と共に、駒込を代表する観光スポット「旧古河庭園」。元々は明治時代、外務大臣として不平等条約の改正に尽力した陸奥宗光(むつむねみつ)の邸宅でした。その後、宗光の次男が鉱山を運営する古河家の養子となったことから古河家の所有となりました。

洋風庭園では、時期になるとバラの花が咲き誇ります。品種は「カトリーヌ ドゥヌーブ」をはじめ、「イングリッド バーグマン」、「芳純」など数十種類以上にのぼり、紅色やピンク色、黄色などの美しい花を咲かせます。またイギリス貴族の邸宅にならった洋館は「大谷美術館」として一般公開をしていますが、館内の見学は往復はがきによる事前申込みが必要なので、ご注意を。