地産地消や地域全体の6次化を軸としたレストラン・ブライダル事業の展開、地域に根差した商品開発等を行うグラノ24K。同社は、地産地消をテーマとした健康応援レストラン「野の葡萄」よりシニア向けフレイル予防食として冷凍スープ「母へ贈る健康習慣スープ」をMakuakeにて先行予約販売している。
多面的に「フレイル予防」へアプローチ
人生「100年時代」といわれるが、“ただ生きるのではなく、健康に楽しく生きてほしい”「母へ贈る健康習慣スープ」は、そんな願いがこめられた商品だ。
「フレイル」とは、年をとって体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった虚弱状態のことを指す。早めに気付いて適切な取り組みをすると、フレイルの進行を防ぎ、健康に戻ることができるという。
また、加齢による虚弱というと、骨や関節、筋肉が衰えていく「身体」の虚弱をイメージするが、身体だけではない多面的な側面がある。うつや認知機能の低下と言った「心理的/認知」の虚弱、閉じこもりや孤食とい
った社会とのつながりがなくなる「社会性」の虚弱、これらの各状態が進行していくことで、要介護状態へ進んでいくと言われている。(※)
そこで、「野の葡萄」は食を通じて多面的に「フレイル予防」へアプローチすることにより、いきいきとした健康長寿社会を目指すことを考え、今回のフレイル予防食が誕生した。
健康のために重要な「さあにぎやかにいただく」
フレイル予防のためには、「さ(魚)・あ(脂)・に(肉)・ぎ(牛乳)・や(野菜)・か(海藻)・い(いも)・た(たまご)・だ(大豆・大豆製品)・く(果物)」の10の食品群を摂取することが大切とされ、少量でも毎日7品目以上食べることが健康のために重要だという。
健康習慣スープは、そのうちの数品目が手軽に摂ることができる冷凍スープシリーズだ。
健康習慣のための3つのシリーズ
「母へ贈る健康習慣スープ」では、「からだ」「こころ」「つながり」健康習慣のための3つのシリーズを展開。
「からだシリーズ」は、管理栄養士監修の不足しがちな栄養素を手軽に摂取できるシリーズ。フレイル予防で大切なエネルギーとタンパク質に焦点を当て、タンパク質を1食当たり10g以上を含む商品だ。
「こころ」シリーズは、食事に対して意欲がわかない等の状態の人に向けて、例えば「外食で食べたおいしかった=楽しかった思い出」を想起してもらうシリーズだ。楽しい想い出と共に食への意欲や、外食、外出への意欲向上を目指す。また、レンジで温めている間にできる「脳トレ」や簡単なストレッチや体操をリーフレットにて提案。
「つながり(社会性)シリーズ」は、1食を食べることで、社会貢献していることを感じられる商品ラインナップ。1食に使われている規格外野菜の栄養価などがわかり、リーフレットには生産者の顔や未活用魚の特徴が書かれているなど、社会貢献や社会とのつながりを感じられる商品だ。