◆「生むのも育てるのも大変なの」にそれでも「楽しかった」

(C)フジテレビ
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朱音の場合は、夏にも、そして弥生にも、対抗心のようなものを抱く。同じく血がつながっていないが、夏の恋人ということで、海に近しくなっていく弥生は、津野と朱音と同じ「外野」のはずが、「内野」になる可能性を秘めている。

帰宅した際、疎外感を抱いたことを隠し「楽しかったです」と微笑む(有村架純得意の、本心を隠して浮かべるものわかりのよさそうな微笑み)と、朱音はかちんとなって「生むのも育てるのも大変なの」と言い返す。

それでも弥生は「楽しかった」と強調してしまうから、ピリピリムードに。ものわかりよさそうだが、芯は強いのが有村架純の得意とする役である。