◆瞳にさみしげな表情が朱音と津野はとても似ている

津野は水季とはつきあっていたわけではないが、夏がいない間、最も海にとって父親に近い男性であったはずで。それが血のつながりがないというだけで、自分の重要度が一気に下がったことに傷ついて見える。

(C)フジテレビ
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朱音と同じ感覚なのだと思う、どこか満たされず、口角が少し下がり、瞳にさみしげな表情が朱音と津野はとても似ている。

だから津野はどうしても夏に対して構えてしまう。「すみません」ばかり連発する海に謝ると「意地悪してる気になって気分悪いんで」からの「謝まんないんかい」の会話はこの回のベスト。

しかも、水季が亡くなったことがまだ整理できず感情がぐちゃぐちゃになっているのだと説明するところも、なるほどなあと思わせる。