青森県八戸市南郷地区のカッコーの森エコーランド野外ステージにて、野外ジャズフェス「南郷サマージャズフェスティバル2024」が開催される。7月26日(金)が前夜祭、7月27日(土)が本祭となっている。

漁業・工業・自然・文化の多彩さが魅力の八戸市

太平洋に面した青森県の南東部に位置する八戸市は、岩手県北地域を含めた南部地方の中心として古くから栄え、全国有数の水揚げを誇る水産都市であり、東北有数の工業都市として成長を続けてきた。


市街地では、夏の八戸三社大祭や冬の八戸えんぶりなどの伝統ある祭が開催され、港へ出ると海岸沿いに美しく壮大な自然が広がる。漁業・工業・自然・文化の多彩さが大きな魅力となっている。

豪華出演者が出演するジャズイベント

32回目となる「南郷サマージャズフェスティバル」は、毎年一流のジャズアーティストが出演し、全国からたくさんのジャズファンが集うイベントだ。


今年も豪華出演者が名を連ねており、初出演となる青森市出身のシンガーソングライター佐藤竹善氏、米軍統治下の沖縄で活躍した伝説のジャズシンガー齋藤悌子氏、テレビや雑誌にも取り上げられる実力派のサックス奏者ユッコ・ミラー氏、ニューオリンズをこよなく愛するピアニスト&シンガー泉沢果那氏、南郷ジャズのファンに根強い支持を集めるジャズヴァイオリニスト寺井尚子氏、ジャズのアレンジャーでピアニストのデビッド・マシューズ氏、八戸市出身のジャズトランペット奏者類家心平氏が出演予定となっている。

なお、フェスティバルでの撮影・録画・録音は禁止。その場に訪れた人のみが一流のジャズ音楽を楽しむことができるので、ひと夏の思い出に現地を訪れてみよう。

市民参加型の新しい前夜祭を開催

また、前夜祭では、初の企画となる市民参加型ジャズセッション「なんごうジャズファーム」を実施。「JAZZをつなげる、高め合う、育ち合う」をテーマに掲げ、歴史ある「南郷サマージャズフェスティバル」に新しい種を植える企画だ。

例年、会場地である八戸市で活躍中のバンドがジャズ演奏を披露する前夜祭だが、今年は一味違い、聴く側だった一般の人がセッションに参加。事前応募で集まった参加者が全3回の体験型プログラムを経て、ジャズミュージシャンと共に本格的なジャズセッションを披露する。垣根を越えたセッションで観客をも巻き込む新しい前夜祭をお楽しみに。

フェス気分を盛り上げてくれる屋台村も登場


本祭では、会場内に屋台村が設置され、赤提灯をぶら下げたお店が立ち並び、食べ物やお酒、グッズなどが販売される。南郷そばやブルーベリーをはじめとした南郷地区のグルメのほか、八戸市内のバラエティーに富んだ飲食店が多数出店する。特産品が味わえるのは「南郷サマージャズフェスティバル」ならでは。フェス気分を盛り上げてくれる屋台村で、南郷グルメを味わおう。


「南郷サマージャズフェスティバル」は、前夜祭7月26日(金)が開場18:45/開演19:00、本祭7月27日(土)が開場12:30/開演15:30。入場料は、前売6,000円、当日7,000円(どちらも税込)で、高校生以下は無料(学生証の提示が必要)。前夜祭は前売りチケット呈示で入場無料、それ以外は一般500円で、高校生以下は無料。詳しくは、イベント詳細ページから確認を。