質より量がウリがだった【さくら水産】

 少しあけすけな言い方をすると、筆者が通っていた頃の「さくら水産」が提供していたランチは、あくまでも質より量がウリというイメージがあり、その圧倒的な安さを求めてランチを食べに行っていたことは確かです。

 一方、現在のランチでは、一定以上のクオリティを求めざるを得ない価格であると言えます。メニュー表を見た当初こそ戸惑っていた筆者でしたが、「この値段ということは、実はかなりおいしいんじゃないの?」と、少しワクワクするような気持ちを抱きながら、一番人気とメニュー表に記載のあった「魚河岸お刺身5点盛り定食」(1,350円)をオーダーすることにしました。

 なお、500円ランチの時に食べ放題だった卵はないものの、ご飯と味噌汁は食べ放題。タブレットでオーダーして店員さんが持ってきてくれるシステムとのこと。