サクラとマコトは周辺を聞き込みしたり、震災後に住み込みで雪雄さんが働いていたという原発作業の会社を訪ねて福島に行ったり、いろいろ調査を進めます。
一時は雪雄さんが強盗事件の一味だった疑いが浮上しますが、結果、4,000万円は雪雄さんがコツコツ貯めていた“キレイなカネ”だったことが判明し、サクラとマコトは雪雄さんが捨てた息子の元へ。息子を説得して、遺体と遺産を引き取らせることに成功しました。
この2話で共通している展開は、「大して調べもせず、とりあえず引き取れと迫る」→「遺族が拒否」→「よく調べて、もう一度説得」→「わかりました、ありがとう(涙)」というものです。
この2人、前回も今回も、すごく遺族を説得するんです。行方不明になっていたあなたの家族が死んで見つかりました、というお知らせをするまでは警察の仕事の範疇だと思うんですが、一回遺族が拒否したら別にもうよくない? と思うんですよ。私たちがよく調べたら、この死んだ人はあなたのことを深く愛していました、だからよかったでしょ、なんてのはあくまで結果論であって、必ずその結論に至るのはご都合主義でしかない。